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[東京]女性シニアに優しいペーパードライバー出張講習口コミ高評価レポート2[世田谷区]

体験レポート ペーパードライバー出張講習 東京世田谷区 2

今回ご紹介させていただきますお客様は、世田谷区にお住まいの20代男性の方です。
ペーパードライバー歴は5年でして、今回ご選択された講習は 15時限コースで、ご利用車両は 講習車です。

お住いの交通の利便さから、運転免許はお持ちでしたが車に対してあまり関心をお持ちになれなかったようなのですが、このほどゴルフに夢中とこのとで、しかし、ゴルフというのは何といってもスタートが早朝であることと、大きなゴルフ場や有名なところとなると都心部から離れたとこが多く、スタート時間と場所を考慮すると電車やバス、タクシーなどの交通機関によっては前日入りしなくては参加できないことに加え、重たいゴルフバックを背負った移動はこれに追い打ちをかけます。


ですので、ゴルフ場に車を運転して出かけられますと、これらの問題が一気に解決されることに思い至られまして、当ファーストドライビングスクールへご依頼されたとのことです。

今回のお客様の最終目的地は千葉県にあるゴルフ場でして、わたくしが担当いたします今回は、最終目的地の途中地であります木更津まで参ります。
このように、当ファーストドライビングスクールでの講習はルートや目的地を自由に選択できます。よく使う道やお仕事で必要なルート、家族やレジャーのためにと、お客様の目的に寄り添えますルートでの講習は、必ずやお客様のお力となるでしょう。
また、教習所勤務や自動車安全運転センター安全運転中央研修所などでの実践的かつ専門的な経験を豊富に積んだインストラクターが多数在籍しておりますので、是非お気軽にご相談ください。

ペーパードライバー講習 15時限コース 二回目

今回のお客様との待ち合わせ場所は、お客様のご自宅近くにありますコンビニです。ここのところ、お客様のご自宅や練馬駅などの駅前での待ち合わせが多かったものですから、久しぶりのコンビニでの待ち合わせも良いものですね。コンビニ周辺をまわってみますと、住宅が密集している細道であることに加え、駅地下でもあるために人通りも結構あるので、マイカーをお持ちでないペーパードライバーの方には確かにコンビニで待ち合わせというのは利点が多いのかもしれません。

ご挨拶と事前準備

いらっしゃられたお客様にご挨拶申し上げまして、免許証を拝見いたしましてご本人確認・免許の期限・眼鏡条件・免許の種類を手短に確認させていただきます。後部座席にお荷物を置いていただきまして、運転席にご案内させていただきまして「ご利用規約」をご一読願います。

その後、座席の調節、シートベルト装着、エンジンのかけ方、ミラー調節、ギアとサイドブレーキの確認、走行位置と右左折時の安全確認について確認させていただきます。
お客様は少し前に、他のインストラクターにて一回目の講習を終えていらっしゃるようですので多少の勝手がわかっていらっしゃるようです。大変ありがたいことです。

準備がおわりましてお客様にご要望をお聞きいたしますと、前回は初回ということもあり、都心部の新宿・恵比寿・渋谷などを走行され、運転の感覚はつかまれたそうです。ですので今回はいよいよ高速道路の体験をしてみたいとおっしゃられます。
なるほど、あと四回しかない講習を有効に使われるには早めに、通らなければならないルートを通って課題点を知り、その対策を残りの回で行えば余裕ある講習となる、ということでしょうか。

「でしたら、今回はアクアラインを通って木更津まで行ってしまいましょう」
「いいんですか!?」

という流れで、今回は時間の関係上「アウトレットパーク木更津」まで高速でいきまして、その道中で駐車練習できそうなところで時間いっぱい練習した後高速道路で戻ってくる、というご提案をさせていただき、お客様も快諾されました。
準備も整いましたしルートも決まりましたので、講習開始です。

世田谷の住宅地

まずは今回利用する首都高 用賀入口に向かうまでの道でウォーミングアップです。コンビニから出発しまして、狭い世田谷の住宅地を抜けていきます。
世田谷は住宅地が狭いことと一方通行が多いことが有名ですが、今回通ります細道も一方通行が多いため、対向車とのすれ違いを心配をしなくてもいいという利点があります。しかし、逆に歩行者がのんびり道路の真ん中付近を散歩していらしたりすることもあり、気は抜けません。加えて、世田谷の住宅地を語るうえで欠かせないのが急な坂道です。一方通行ではない、対向車とのすれ違いが路側帯に入らなければできないような世田谷の住宅地は等々力や上野毛、玉川でもありますが、その上にカーブのある急な上り下りの坂もたまにあります。お客様の場合、カーシェアをご利用されるのでしたら細道の攻略は必須です。
運転を拝見しておりますと、坂道でも細道でも運転が安定されております。慎重な運転で、周りに対する配慮がしっかりとうかがえます。

「結構お上手ですね」
「ありがとうございます」

とゆっくりと確実に住宅街を抜けていきます。京都のように碁盤の目のような通りではなく、左右に枝分かれした道路も多く、道をご存じの方でなければ「迷路」を連想するのでしょう。お客様が歩行者のそばを通られる時も軌道を読み切れずに、歩行者の後ろについていかざるを得ない場面がいくつかありました。しかし、それでいいのだと思います。運転に慣れていらっしゃる方であればそれなりのアドバイスがあり、またその方も「こう通ればいい」という感覚をつかまれていらっしゃる方もおりますが、運転に慣れていらっしゃらない方は、歩行者との側方感覚や突飛さという「データ」を集めるところから始めなければなりません。ですから、お客様はいま、傍から見るよりも大変な心境の中にいらっしゃいますので我々は時として、待たなければならないときもあるのではないでしょうか。

環八通りで進路変更

講習車は住宅地を抜けて環八通りへ。
先ほどの道路とは全く違う片側三-四車線を通っていきます。多少前の車よりは発進が遅れるものの、速度調節はいいペースです。
「手前の車は自分が決めた車間距離をあけておいて構いませんので、まわりの車と速度を合わせてみましょうか」
とご提案させていただきますと上手に合わせられるほどです。これでしたら進路変更は大丈夫そうですね。

用賀入口は道なりに行きました後右手にありますので、距離が近づいてまいりましたら一番右の車線に入っていきます。一番左の車線から徐々にひとつ隣、ひとつ隣とずれていくつもりが、通り過ぎた信号の関係上、二つの車線が一気に空く事態となりましたので、これ幸いとお客様に連続して進路変更を決めていただきました。
私も安全確認をしておりましたがお客様もきちんと後続車の確認をされていらっしゃいまして、速度を落とさない進路変更を成功させることが出来ました。今回のお客様はとても冷静で、かつ周りの状況にご自身を合わせることができる方のようです。

二つの右折レーン

砧公園が近づいてまいりますと、ほどなく一番右の道路がさらに車線が一つ二つと増えまして、左右二つの右折レーンが出てまいりました。これを曲がれば首都高です。一番右の右折レーンに入りました後、お客様が質問されます。

「ふたつ右折車線がありましたが、どっちが正解なんですか?」
「両方とも右折しきると、そのまま次の道路で左寄り、右寄りの道路を通ります。用賀の出入り口は右側ですのでこちらが正解です。」

これは実際に通るときに上を見ていただくといいのですが、環八通りの上を首都高が横切っています。環八東名入り口の交差点を右折すると首都高は右を通るため、右側が高速道路への道と予想が立てられます。
交差点を右折しまして、お客様がETCカードをお持ちでなかったために「ETC/一般」レーンにて現金でお支払いいたします。それがおわりましたら料金所のレーンを通過しながらミラーや目視などで、これから入る左車線に後続車がスピードを上げて入ってこないか確認しながら速度を上げます。後続車が右側の車線に入っていく車ばかりでしたので我々は危なげなく首都高の本線へと入ることが出来ました。

案内標識と車線選び

ここでお客様に、

「高速道路、特に首都高は、自分が最終的にどの方面にたどり着くのかを頭に入れておかなければなりません。我々は川崎などの湾岸線を通ってアクアラインへ行き、千葉木更津へまいります。ですから、これらの地名と関係ある場所の案内標識を探していきましょう」

カーナビでもルートや走行位置は案内してくれるのですが、アナウンスしてくれるのが距離が近づいたらですので、混みようによってはそちらの車線へ入れなかったりします。ですから、前もって目的地や経由地を、細かくなくてざっくり三つぐらい県や有名な地名ぐらいでよいので知っておきますと、特に首都高では有効かと思われます。

首都高に入りまして順調に走行しながら制限速度などについて話しておりますと、大橋JCT手前の案内標識に、「湾岸・東北道」という文字と右矢印が出てきましたので右側車線に入ります。するとすぐに青信号のついたトンネルをぐるぐる回ることになります。ライトをつけていただけますようウィンカーのレバーを奥へひねっていただき、ぐるぐるまわっておりますと案内標識が出てきて「湾岸」は青「東北道」は赤で色分けされた左右の車線となりますので左の青い車線を選びながらぐるぐるまわっておりますと、そのコイル式の道路は途中で分岐、我々は正しい方向へ行くことが出来ました。

「回りながらの車線選びはきついですね」

お客様が仰る気持ちはよくわかります。私も20代のころに一度、これのせいで通り過ぎました。首都高にはもう少し思いやりがあってもいいと思います。交通情報を聴けばわかりますが事故や渋滞のない日はないといっても過言ではありませんので。

高速道路のトンネル

それからしばらくはトンネル内を走行です。
車間距離をあけたまま、下り、上りと坂となっている部分を利用しまして、視線を一番奥へと持っていっていきながら自分から先頭までの速度の流れを冷静に見ていただき、「ああ、これぐらいのスピードでみんな走っているから、自分もこれぐらいでいいや」や「これ以上は制限速度以上だから超えないように気を付けよう」など、自分を安心していただける材料を探していただきながらの走行となります。
トンネルに入られてからまわりとの速度調節に苦戦されていたようですが、要領がわかってきますと徐々に冷静さを取り戻されていきました。
このトンネルは長いカーブもあります。ここまで長いカーブはまだ走行されあことがないらしく、楽しそうに挑戦なさっておりました。

走行しているうちに地上に出まして、大井JCTが近づいてまいりました。上には二つ案内標識が出てまいりまして、「東関東道」の左車線「横浜・東京湾アクアライン」の右車線があらわれました。迷わず右車線へ。

左右の大きなカーブを楽しみました後は、左右に大規模な工業地帯が広がっております。大井ふ頭や京浜島、羽田空港の敷地内を通っていくとまたトンネルが。そのトンネルの前に、「左への分岐でアクアライン」という案内標識の矢印を忘れずに確認していきます。

ライトを再びつけながらトンネルを進んでまいります。我々二人とも案内標識を見ておりますので、「左の分岐、左の分岐」と探しながらの走行です。
やがて川崎浮島JCTにて左の分岐を発見、進んでいきますと、案内標識に「木更津」の文字が見えます。ようやくアクアラインです。湾岸浮島料金所にて料金の高さに驚きつつも続きを進みます。

トンネルを抜けると

東京湾アクアラインは片側二車線のトンネルが主ですが、ここは覆面パトカーと渋滞が頻発いたします。しかし、通っている時間帯が朝ですので、かなりすいておりまして非常に快適です。
「時間が余りましたら海ほたるに寄ってみます?」
「いいですね」
という会話をしておりますと、やがてトンネルを抜けて、一面の青へ。アクアラインの醍醐味はこの左右両側が海と空の光景だと思います。

その一面の青がおわりましたらほどなくして「金田出口」へ行きます。料金所を抜けたらすぐ左折いたします。高速走行されたあとではありましたが左折は非常に丁寧で、やはり冷静さを失わない方なのだなと再確認いたしまし。このまま道なりに行きますとやがて「アウトレットパーク木更津」の案内標識が現れるのですが、我々はその道すがら、左手に広大な駐車場を発見いたしまして、そこで練習させていただこうということになりまして、駐車練習を海沿いで開始です。

海沿いで駐車練習

最初にお客様がご自身のみで駐車に挑戦されまして、非常に惜しい入り方となりましたので、その惜しい部分を修正させていただきます。ここまで来るのに時間がかかったこともあり十回もできませんでしたが、ほんの少しハンドルを回す位置が違うだけで入る、入らないが決まってしまうことや、入る位置をメモなりにしてご自身で後々復習できるようにしていただいて、とんぼ返りで世田谷を目指します。

車の運転では「つい先ほど通った道」と思っても、往路と復路で見え方が違うことがよくありますが、今回は本当に往復が似たような道でした。しかし、これはお客様が千葉のゴルフ場へいらっしゃるときに覚えやすく、また注意点も重複して通ることが出来て理解が深まるものと思われます。

そして、往路での大きなカーブでは途中で曲がりすぎてしまうことがありましたが、復路ではその問題点を70%ほど解消されておりました。ペーパードライバーの方で70%の上方修正はすごいことです。

用賀出口を通過して環八通り・東京都世田谷区に戻ってまいりました。
最初に待合せましたコンビニのある住宅地まで走行していきます。相変わらずの細道の中で若干スピードが速くなることがありました。これは高速道路を走行していて速度感覚に慣れてしまうと、一般道路はどうしても遅く感じてしまうという見えかたです。そこに駐車練習もいたしましてお客様も少しお疲れなのでしょう。
速度と安全確認について通常よりも少し私がお手伝いをいたしまして、早すぎるところは補助ブレーキを活用いたしましたが、それでも一-二度でした。

できたところをおさらい

やがてコンビニに到着いたしまして、今回のできたところをおさらいします。
さすがに海ほたるに立ち寄ることはできませんでしたが、速度調節に進路変更、料金所からの合流に案内標識から自分の車線の割り出しに長いカーブ、住宅地の細道と駐車練習も忘れてはなりません。お客様もご満足されたご様子で講習は終了となりました。
今後も私が担当となる機会があるのかはわかりかねますが、お客様のご理解の速さと冷静さに助けていただきながらも少しはお役に立てたのかと思います。お客様が、楽しく良い運転をされますようお祈り申し上げます。

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