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[府中運転免許試験場]外国免許切り替え技能試験運転練習体験談[東京]レポート6~みごと合格へ

外国免許切り替え試験対策講習 府中運転免許試験場 6

今回ご紹介させていただきます講習は、府中運転免許試験場での外国免許切り替え試験対策講習です。

お客様は、前回から引き続きましてヨーロッパ圏から日本にご移住された30代女性の方です。母国で免許を取得され、あまり運転されないままご移住されて、しばらく後に車の運転が必要になられた方です。前々回の府中運転免許試験場での練習でコース全体の感覚と注意点を把握され、前回で本番の予行練習と課題点を明らかにされ、今回は最終段階、詰めです

鮫洲運転免許試験場 府中運転免許試験場パンフレット

私はこの日、こちらのお客様より少し前の時間に他のお客様の運転免許対策を府中運転免許試験場にて行っておりましたので、お客様とはその方が終わりました直後に試験場の待合室にて合流する予定でした。
前のお客様の対策講習が終わりまして発着点へと引き換えしてまいりますと、お客様はすでに発着点にてコースなどの確認をしていらして、我々が練習を終えたと同時に合流いたしました。

このことからもやる気は十分。私も気だけは引き締めて、しかし緊張感は出さないようにしながら臨ませていただきます。

受付と準備

まずはコース脇の技能試験待合室に行きまして、受付をいたします。
必要事項の記入をしていただき、私だけ免許証の提示、手数料と損害保険代の2200円をお支払いいたしましてゼッケンを受けとりました後、練習開始10分前の事前説明を受けます。それがおわりましたら、お客様とともに講習車の後部座席にお荷物を置いていただきまして、ここから乗車の練習です。

車の前後に人や猫、ものなどの危ないものがないかの確認、講習車後方から車道に出る際と乗り込む際には必ず後方確認、ドアを閉めるときも確認を欠かさず、座席の調節、ルームミラー調節、シートベルト着用、エンジンをかけまして、サイドミラー調節、ギアをDに入れてサイドブレーキを解除、発進のためのウィンカーと5点確認を行い発進。ここまでお客様はお一人で、慣れた手付きで、しかし一点一点確実に行っていかれるお姿に思わず感動いたしました。ご自身に必要なことをご自身の手で行えるということは、日本の免許を無事取得されたあともそれが継続できるということの証でもあるからです。

さて、それでは発進です。今回も前回同様、ルート途中でお客様へのアドバイスを行わず、発着点から出発してひと通りルートをまわりました後、発着点に戻って総評を行う、という手はずで行ってまいります。

発着点から出発し、一時停止後に左折しまして左外周を一周行います。

通しで“模擬試験”

気合が入っていらっしゃるために曲がり角では若干スピードが早いですが、これはいつでも修正できます。途中にあります障害物避けも、最初合図を出されるタイミングが若干早かったのですが、すぐにお客様が「早い」とおっしゃりながらすぐにタイミングを修正なさっておられまして、思わず「おお」と声が出てしまいました。この段階で早くも、運転に全神経をかけられるのではなく、ご自身の中に冷静な部分を残しながら走行ができているということです。これは非常に大きな進歩です。

左外周二週目にはいる前に

「もうコース走行に入ります? それとももう一周します?」

とお聞きしますとお客様は、

「コース走行で」

とおっしゃられますので、コース走行を開始いたします。

障害物を避けました後、4番を右折しまして14番のクランクを目指します。
その右折の際に、交差点の中央に入りすぎてしまっていましたが、理由はわかっておりますので後でお客様にお伝えしようと思います。

14番右折のためのミラー合図目視と中央線への寄せは完璧、対向車を二台待たれ、クランクへ。

最初の左直角は完璧でしたが、ハンドルを戻しきれずに前輪が接触いたしますと、お客様はすぐさまギアを切り替えまして安全確認、後方確認しながらバックで戻られて行きます。走行可能な位置まで戻られて、気を取り直しまして再開、今度は無事にクランクを走り終えました。ミスの後の切り返しという行動も、動じない精神性も言うことありません。むしろ、ミスをした場合の確認も行う手間が省けました。いやはや、すごいですね。

クランク後の出口を右折しまして、その後すぐにある障害物をなんなく避けられ、その後3番を左折いたします。すぐにS字です。

左カーブで左に寄り過ぎまして左後輪が縁石に接触いたしましたが、これは後々考えますと、お客様がご自身の考えに基づいて失敗された可能性があります。「どこまで寄れるのか、どこまでならセーフなのか」ということをここで試された感があります。

接輪後に左を確認されました後、また冷静に切り替えされ、右カーブは危なげ無く通過、出口を右折されました後すぐさま左折です。ここは毎回大回りされますので、今回は修正方法を考えてきております。その後信号を左折いたしまして、一番突き当りを右折いたします。

片側二車線の進路変更も完璧、適正な一時停止後に安全確認をしっかり行われました後に右折、発着点へと戻られました。

総評をお伝えします。一点一点ご理解され、改善策も自らおっしゃられます。どうやらご自身でもお分かりのようです。

ミスをシンプルに解決

二回目のコース走行では、アドバイスも交えて行ってまいります。試す時間は終わりましたので、あとは修正していくだけです。そしてお客様の場合、それは難しくありません。

まずは障害物避けの後の4番右折ですが、お客様にしっかりと速度を落としていただきます。対策はそれだけです。要は、対向車を確認されて右折す行動に伴う速度が、お客様にとって速すぎただけのことなのです。

14番を右折の予定でしたが、他の方々で大人気のため、13番を右折してのクランクです。左直角の後のハンドルの戻し遅れはお客様の場合、「ハンドルを戻す」ことへの意識が強すぎたためのことであり、意識の切り替えの方法に付きましてクランクへはいる際の対向車待ちの時に説明させていただきまして、お客様は問題の箇所でそちらを実践されまして見事に問題を解決されました。

次のS字ですが、これはカーブ走行での意識の問題ですのでリラックスして挑んでいただきました。お客様ご自身も、お試しになりたいことをされた後でしたので、問題なく通られました。

さて、件の「S字出口を右折後に左折」の左折大回りですが、お客様に、

「ハンドルを全部回す事は考えずに、少しずつ回していきましょう」

とアドバイスさせていただきながら、助手席からハンドルを失礼いたしまして、運転席から見える景色の見本を御覧いただきました。

お客様は、

「ええ、大丈夫なの」

と驚かれておりました。

覚えることが多い序盤にこれを行いますと、お客様の方で要領オーバーになることがありますので、これぐらいのほうが新鮮味ということで覚えやすいです。

小回りで左、左と回っていただきますうちにお客様も「大丈夫」ということを何度も確認されまして、例のポイントを左折しますと、問題なく小回りで左折することが出来ました。

最終確認と自信

左回りのコースを二周いたしまして時間は30分経過しました。次は右回りのコースです。

校舎側の直線で速度をださなければなりません。その速度の練習と言いますかお客様の場合はもう確認の意味合いの方が強いのですが、その練習を二回ほど行いまして、先程と同じように4番左折しまして14番クランク、障害物避け、3番左折後にS字、右折して左折、信号左折のあとに突き当り右折いたしますこと二往復、細かい安全確認や右左折の際の対向車の位置などのポイントも再確認いたしまして、やがてお時間となりました。

講習が終わりますとお客様は、

「来週試験です。大丈夫な気がします」

と笑顔でおっしゃられました。今回は最終確認ということでお疲れでしたでしょうが、そんな素振りも見せずにお互いに健闘を称え合いまして解散となりました。

後日談

後日、お客様からご連絡いただきまして、「合格しました、ありがとうございました」という大変うれしい結果をお聞きすることが出来ました。
いやはや、自分のことのようにうれしいですね。
こちらこそ、誠にありがとうございました。

体験レポートはこちらにもございます。

[府中運転免許試験場]外国免許切り替え技能試験運転練習体験談[東京]レポート1~4

[府中運転免許試験場]外国免許切り替え技能試験運転練習体験談[東京]レポート5

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