［東京］女性シニアに優しいペーパードライバー出張講習口コミ高評価レポート1［豊島区］
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体験レポート ペーパードライバー出張講習 東京豊島区 1
本日ご紹介させていただきますお客様は、豊島区にお住まいの40代男性の方です。
地元で免許を取得なさってから都内へ出ていらっしゃるまでは、少し運転されていらしたそうなのですが東京へ居を移されてから長い間運転からは遠ざかれていらっしゃったようです。
とある日、一台のSUV車に一目惚れなさいまして、どうしてもほしいということで思い切って購入されたみたものの、なにせ久しぶりの運転、今度は駐車場に入らなくなってしまって、最初は1時間近くトライしてやっと駐車できたとおっしゃられていました。
これはと思われて都内の教習所へも通われたそうなのですが、「マイカーで運転する際、だれか“運転のプロに乗ってほしい”」ということで我々ファーストドライビングスクールにご依頼いただきました。
お客様は全2回の6時限コースをご選択されまして、その中で一回目はご自宅の駐車場はもちろん、池袋駅にある西武本店や東京駅にある丸の内ビルディングの駐車場でも練習をご希望されました。ご利用車両はお客様のマイカーです。
ペーパードライバー講習 6時限コース
この豊島区というところは、地区によっていろいろな道路の表情があるようです。
首都高池袋線に東京中央環状線、中山道、川越街道、山手通り、春日通り、明治通りといった高速道路や大通りを有し、池袋などの副都心や私立大学をはじめとして学校多数、東長崎や巣鴨といった繁華街や商店街に目白といった高級住宅地も併せ持つなど、棲み分けがよくできている地区です。
お客様のお住まいはなかなか道幅の狭い場所が続きまして、車同士の行き違いが不可能な道路があちこちにあり、運転に慣れていらっしゃらない方にとっては対向車が心配の種となります。
今回は少し小さな道幅のコインパーキングにて講習車を停めまして、補助ブレーキなどをカバンに詰めてお客様のお住まいにお伺いいたします。
件の駐車場なのですが、入り口から入りまして左右の駐車スペースの間に車一台半分の長さくらいの踊り場があり、ここで駐車する際に車の向きを調整するようです。
左右の駐車スペースはそれぞれ2台分ずつ、それでいて左側の方は機械式立体駐車場で、お客様のSUVはその機械式の下段です。これはたしかに難しそうです。
お客様のマイカーに補助ブレーキと補助ミラーを設置いたしまして、カーナビに池袋西武本店をセットいたしまして、講習開始です。
まずはご自宅まわりの住宅街を抜けていきます。
豊島区の住宅地
ゆっくりですが確実に通られていきます。対向車はおりませんでしたが、「もしいたら」という体でのすれ違いの方法などのQ＆Aをお客様のご質問から開始されます。
非常に几帳面な方で、事前にルートを頭に入れて臨まれていらっしゃるようで、「今日は明治通りから池袋に行こうと思います」「ここの交差点はよく駐車車両が止まっているせいで左折するときに右からの車が見辛いです」など教えてくださいます。
「細道を走行中に、避けられそうなスペースを常に探しながら、なければ交差点内や駐車場のいりぐちを活用するイメージを持ちながら行きましょう。ですから、それらが行いやすいようにスピードは控えめで」
などというやりとりを行いながら大通りに出ます。そこから少し走りまして、やがて明治通りへと行き当たりました。
土曜日の明治通り
土曜日の昼過ぎの明治通りは交通もまばらな片側二車線で、この道を道なりにいけば自ずと副都心、池袋へとたどり着きます。
少し走ると千川上水公園のあたりでバスに追い付きました。バス停もこの辺りは多い印象で、前のバスが乗降のための停車をし始めますと、我々は右車線へのスペースを探し始めます。そう、進路変更です。
右後方と右斜め後ろの安全確認のお手伝いをさせていただきながら拝見しておりますと、お客様は順を追って進路変更なさっていきます。私のアドバイスは必要ではなさそうです。あとは数をこなされてご自身のやり方を確立されれば良いようです。
途中の路上駐車もよけながら、今度は車間距離やクルマの流れについて焦点を当ててみます。
新車のマイカーで豊島区の明治通りという、道幅も特別広くはない場所を走行するのはたしかに慎重になります。カーブの走行でのアクセル操作につきましてのちょっとしたアイデアや、交通の流れに乗る際の目線の場所などにつきまして、講習二回目には高速道路での走行をご希望されているため、すこし先手を打ちました。それを試されるお客様もコツをつかまれたご様子です。よかった。
池袋 西武へ
やがて「北池袋駅」の案内標識が見えまして西武本店が近づくにつれて、駐車場の入り口についての会話になってまいりました。右折入庫はさせてもらえないだろうか、だめならどのあたりでまわってくるか、などと話を進めてまいりますと、おクルマは五差路を示す案内標識のところまで来まして、案内に従ってNBF池袋タワーと「MR探偵」の看板の間を抜けます。
まわりは先ほどと比べまして明らかにビルしかなくなり、目立つ「ヤマダ電機」「ビックカメラ」「マクドナルド」といった東池袋おなじみの光景が視界に入ってきます。お客様ととともに
「おおっ、見覚えのある場所に着きましたね」
と感嘆いたしました。
さて、ここからです。
年末といいうことも相まって活気のある池袋東口のある「PARCO」、「SEIBU」の前を通り、そのまま進みますと右手に「無印良品」の入り口のすぐ真横に西武本店の駐車場がありました。目的地は捉えました。しかし懸念通り右折入庫はできません。
お客様に道なりに走行していただきながら私はスマートフォンで左折入庫のためのルートを調べまして、弦巻通りを使用して再び明治通りへと復帰いたしました。
しかし、問題が。
そのまま西武の駐車場へ入るために左車線を進みますと、スーパーマーケットリコスから左車線だけ長い列が連なっています。当惑されているお客様に私は申し上げます。
「さすが池袋西武ですね。土曜日のお昼過ぎは駐車待ちの列がここから始まっているのですね」
「これ全部そうなんですか？」
お客様と少し講習時間を考慮して相談しまして、ここで駐車場まで待ち続けるよりは東京駅の丸ビルまで行ってみましょう、という結論になりました。名残惜しいですが明治通りを北上して池袋六又陸橋を右折します。お客様は右折先の道路が陸橋の橋げたの向こうということもあり、これまでよりもいっそう丁寧に右折されていました。こういった臨機応変が出来ますことはたいへん良いことですね。
丸の内ビルディングへ
春日通りへと合流いたします。高速道路での練習として安全確認系を重点的に行いました後、とりあえず「日本橋」の案内標識をたどっていきます。
豊島区総合体育場のそばまできますと、人通りも街並みも落ち着いてまいります。
大塚、茗荷谷ときて後楽園まで来ますと、お客様もよくご存じの景色になりましたようでナビのアナウンスよりも早くこの後のルートを説明されます。
おクルマはそのご説明通り本郷三丁目と湯島聖堂前を左折しまして本郷通りを道なりへ。
新御茶ノ水駅、大手町駅、二重橋前駅を通過しまして馬場先門前の皇居から続くイチョウ並木が印象的な片側二車線の行幸通りの右奥に丸の内ビルディングを発見いたしました。
と、ここで、
「あ、満車の文字が…」
と丸の内ビルディングの駐車場には満車を告げる電光表示が灯っておりました。実際、丸の内仲通りは土曜日のために横断歩道を渡られる歩行者の往来は途絶えず、おしゃれなカフェや店舗は多くの人々でにぎわいを見せておりました。
東京駅まで出て周辺をぐるりと回ってみましたが駐車場はすべて満車、さすがにお客様は落胆の色を隠せません。予定していたことが尽くダメになるというのは堪えますよね。ですので、提案させていただきます。
「仕方がありませんので国際フォーラムに行きましょうか」
お客様も快く合意されまして、東京国際フォーラムの駐車場へ。
入口からぐるりとカーブを描いて坂を下る駐車場は東京ミッドタウンの駐車場に似ています。
よく買い物にいらっしゃっているようですが駐車場は初めてということで、まわりの車の来ないときを狙い何度も挑戦され、私もところどころ補わせていただきまして、コツをつかまれましたところで地上へ。
気持ちを新たに再び本郷通り、中山道を戻ります。
年末も中旬ですが東京都内のイチョウは今頃が最盛期らしく、あちこちの街が晩秋のイエローカラーに映えています。そのまま赤門を通過して駒込経由でお客様のご自宅へと戻りました。
最難関の機械式駐車場
さてさて、大一番。
機械式駐車場の準備をされたあと、踊り場にマイカーの頭から入りまして、バックで駐車スペース入り口を目指していきます。二度ほど切り返しを行った後、後部ボディと後輪が駐車スペースに入りましたらお客様は一旦おクルマから降りられて「本当に大丈夫なのか」ご自身の目で何度も確認されて、やがて駐車に成功することが出来ました。いやはや、本当に良かったです。
お互いをねぎらいました後、お支払いとアンケートにお答えいただきまして次回のご予約を承りましたら講習一回目は終了となりました。
次回の高速講習への意気込みを語られるお客様はたいへん明るい表情をされておりました。
また次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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