意外と多い駐車場の交通事故!危険を予測して事故を防ぐ方法

大型ショッピングモールやスーパー、ホームセンターなどの広い駐車場。
そこを行く自動車は 一見、スピードも遅く安全そうに見えますが、実は駐車場は想像以上に事故の多い場所です。
日本損害保険協会やJAF(日本自動車連盟)の調査では、車両事故の約3割、年間で1万件以上の事故が駐車場内で発生していると報告されています。
事故の原因の多くは「ちょっとした油断」や「見えない死角」によるものです。
なぜ駐車場は危険なのか?
1. すべての車が徐行しているわけではない
「駐車場=徐行」という意識は基本ですが、実際には急いでいるドライバーや、ルールを守らない人もいます。割り込み・逆行・スピード違反・一時停止無視など、予測不能な動きが多発しているのが現実です。

2. 駐車車両が視界を遮る「死角」だらけ
駐車場では常に多くの車が停まっており、それが視界を大きく遮ります。
特に、ミニバンやSUVなど背の高い車が両隣にあると、前後左右の確認が難しくなります。
3. 歩行者や子どもの動きが予測しにくい
駐車場内では、荷物をいっぱい持って運んでいる大人や、大人の手を離れて1人歩いている子ども、ゆっくり歩く高齢者など、さまざまな歩行者が行き交います。その多くが「駐車場は安全だろう」と油断していることが多い上に、車と違って動きが不規則で、急に車の前に飛び出してくるケースも少なくありません。
特に、小さな子どもはドライバーの視界に入りにくく、駐車車両の影から突然現れることもあります。
こうした状況では、歩行者側の動きにも常に注意し、予測しながら運転することが求められます。


具体的な「死角」の危険例
- 駐車枠から出ようとすると、隣の車で左右が全く見えない
- 通路を走行中、突然駐車スペースから車が出てくる
- 子どもが車の間から急に飛び出してくる
- 駐車待ちの車が無理に頭から突っ込んでくる
こうした場面では、自分がどんなに注意していても、相手が見えていない・予測していない可能性を前提に考える必要があります。

駐車場での基本運転ルールとコツ
◉ 駐車枠から出るとき
- 一気に出ず、徐々に前へ出ながら左右確認
- サイドミラーと目視を併用
- 周囲に人の気配があれば、クラクションで軽く存在を知らせるのも有効
◉ 通路を走るとき
- いつでも止まれる速度で徐行(時速5〜10km程度が目安)
- 駐車スペースの間を常に観察、「誰か出てこないか?」と想定する
- 歩行者やカート、特に小さなお子さんは見落としやすいため注意
◉ 見えづらいときの工夫
- 窓を開けて音から情報を得る(エンジン音・声など)
- サングラスやサンバイザーで太陽光の眩しさを防ぐ
- 駐車位置を選ぶ際は、できるだけ見通しのよい通路沿いを選ぶ
よくある事故パターンと予防策
駐車スペースから出た直後の接触
主な原因:見えない死角、急な出庫
予防策:ゆっくり前進し、左右のミラーで繰り返し確認する。必要に応じてクラクションを鳴らして周囲に注意を促す。
通路での接触
主な原因:相手車両の飛び出しや割り込み
予防策:徐行を徹底し、常にブレーキに備える姿勢をとる。他の運転手とアイコンタクトをとり、意図を確認する。
歩行者との接触
主な原因:特に小さな子どもや高齢者の見落とし
予防策:通路や通過エリアでは、歩行者最優先の意識を持つ。死角に注意し、ゆっくりと慎重に進む。
駐車場では基本「見えていないかもしれない」と考える
駐車場で大切なのは、「相手が自分を見ているはず」と思わないこと。
「自分の車が死角に入っているかもしれない」
「相手のドライバーがスマホに気を取られているかもしれない」
「子どもがドアの影から飛び出してくるかもしれない」
こうした「~かもしれない」を想定した危険予測のクセが、事故を防ぎます。
他人のミスもカバーできる運転を
駐車場は、一見安全そうに見えて、実は危険が潜む場所です。
だからこそ、「歩行者はこっちに気づいていないかもしれない」「急に車が出てくるかもしれない」など、見えない危険を予測する「かもしれない運転」を意識することが大切です。
こうした意識を持っていれば、自分の安全だけでなく、相手の動きも見越して備えることで、事故を未然に防ぐことができます。駐車場では、視野を広く持ち、判断を急がず、いつでも止まれる準備をしておきましょう。それが、危険を予測した安全運転=守る運転の第一歩です。
改めまして、『ファーストドライビングスクールでの講習内容』を簡単に説明させていただきます。
ペーパードライバー講習の他にも様々な講習を行なっておりますので参考にしてみてください。

ファーストドライビングスクールでの講習内容
☑︎ ペーパードライバー講習
基本的な車の動かし方から交通ルールの確認、車庫入れの練習、高速走行、送迎や通勤などの決まった道の練習
マイカーを使用したレッスン(教習車のレンタルも可能)、実際に使用する道を走行するレッスンなど
☑︎ 運転免許一発試験(新規取得、再取得)
☑︎ 企業向け安全運転講習
☑︎ 外国免許切り替え
☑︎ 普通第二種免許対策
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