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[府中運転免許試験場]外国免許切り替え技能試験運転練習体験談[東京]レポート5

外国免許切り替え試験対策講習 府中運転免許試験場

今回ご紹介させていただきます講習は、府中運転免許試験場にて外国免許切り替えコースによる技能試験対策練習です。

府中運転免許試験場や鮫洲運転免許試験場での、外国免許切り替えの場合や、教習所に通わず一発試験にて免許取得される場合に行われます技能試験、挑戦されるとなると不安ですよね。

府中運転免許試験場

インターネットが普及して多くの方がスマートフォンを手にしているこの現代におきましても、府中や鮫洲の運転免許試験場におきましては、コースの画像すら出てこないという鉄壁の情報防壁とでも申しましょうか、あれこれネットで試験場について検索してみましてもとにかく情報が少ないですよね。そして、府中や鮫洲の試験場についてのサイトやブログが見つかりましても、みな口を揃えて「難しい」「とにかく難しい」「よくわからない」という言葉を見かけます。こんな言葉を眺めているだけで、不安が加速しますよね。

しかし、それぞれの事情で運転免許をなんとかして取得しなければ、という方にとってはまさに死活問題。どうしたものだろうかと思案にふけっておられる方々、我々ファーストドライビングスクールにお任せください。

ファーストドライビングスクールはペーパードライバー講習で有名ですが、外国免許切り替えなどの一発試験に臨まれる方々の心強い味方であることもまた事実です。また、教習所勤務や自動車安全運転センター安全運転中央研修所などでの実践的かつ専門的な経験を豊富に積んだインストラクターが多数在籍しておりますので、お客様の苦手な運転についてのポイントを、限られた時間から最適なペース配分を考慮いたしまして、無理なくわかりやすい、そして運転で間違ってしまっても怒られない講習が実現できます。

そして今回ご紹介させていただきますお客様は、前回から引き続き当社をご利用いただき誠にありがとうございます、ヨーロッパ圏出身の女性の方です。

まだ府中運転免許試験場での技能試験まで時間があるとのことで当ファーストドライビングスクールに、更に追加で外国免許切り替えの為の練習をご依頼されました。

母国で免許を取得なさってからあまり運転する機会に恵まれなかったそうで、しかし日本に移住され自動車の運転の必要性が出てまいりましたために練習を頑張られております。我々も、そんなお客様の助けとなるべく、今回も全力でサポートさせていただきます。

府中運転免許試験場での練習当日は本降りの雨でしたが、これは幸いです。

技能試験当日が晴れ、という保証はどこにもありませんので、こういった練習の機会に悪条件を体験しておきますと、それに即した練習を実際に体験できますのでとても覚えやすく、更に悪条件化で日頃の練習と比較して良い点足りない点の比較がしやすく実力を伸ばしやすいです。

お客様は前回同様、待ち合わせの一時間前に府中運転免許試験場正門前にご到着されておりまして、合流しましたらそのまま試験控室の先にあります発着点にて車を停めます。さすがに12月間近、雨が降って寒いですね、とお互いから感想が出ます。

前回からの復習として、傘を指しながら今回通りますルートの確認を行います。次に、各発着点と慣らし運転のスペースの確認、青のポールからスタート後の一時停止の止まり方と確認できますところは確認していきます。

次に試験控え室に行きます。受付にて必要書類一枚の記入とコース使用料の2000円と損害保険料の200円の計2200円をお支払いいたしました後、受付横にあります白紙のコース図を使用しまして、曲がり方や寄せ方、注意点や交差点番号で通ったところなど覚えているものすべてを書き出していきます。そこでクランクが終わったあとはどう通る、などのQ&Aを、ときには翻訳機を挟みながら詰めていきます。

それが終わりましたら、私が先日、大井町から北品川を通って青物横丁や鮫洲運転免許試験場の下見などをして大森駅まで4時間ウォーキングした話から少し雑談しまして気分を変えていただき、お客様はその後コースのイメージトレーニングをコース図をご覧になりながら行われたりと、10分前の事前説明までに集中を高めます。

試験場での練習時間は、

1時限目 午前9時45分から午前10時45分まで

2時限目 午前11時15分から午後0時15分まで

3時限目 午後1時30分から午後2時30分まで

4時限目 午後3時00分から午後4時00分まで

警視庁ホームページ


鮫洲運転免許試験場
府中運転免許試験場パンフレット

となっております。そのそれぞれ開始30分前から受付、10分前から事前説明会(注意事項の説明を試験場の方がされます)です。

その練習開始10分前の事前説明が始まりました。難しい内容ではありませんのでご安心ください。試験場の方に、練習車両へゼッケンを貼る位置やコース内への入り方と出方、四輪車と二輪車の練習場所の違い、コース内のS字クランクを逆走しないようにということと走行してはいけない場所について、などご説明いただけます。これらは我々インストラクターへお任せください。

さて、いよいよコースで練習です。

まずは前回行いました、乗車する前の確認行為を思い出しながら行っていただきます。車両の前後に人や物がいないか、車両後方から回り込んで運転席ドアへ向かう前に必ず後方車の確認、ドアを開ける前にもう一度確認し、素早く乗り込んでドアを閉める前にも後方確認、ドアロックしていただいてから座席の調節、ルームミラー調節、シートベルト着用、エンジンをかけ、サイドミラー調節、ギアをDに入れまして、発進のための右ウィンカーを出して5点確認(左目視、左ミラー、ルームミラー、右サイドミラー、右目視)。これだけの動作をきちんと覚えてきていらっしゃっいていることに有難さを感じます。日本語の難しさや左ハンドル右ハンドルなどの違いのある中で、努力を積み重ねたものはやはり自らの糧となるのだと目の当たりにしました。発進されます。

今回は、事前に決めておりました方法で練習していきます。というのも、お客様のご提案で、一度私がアドバイスや補助などをせずに一通りルートを走行していただきまして、発着点にて総評、それを受けましてまた一通りお客様ご自身の実力のみでルートを一通り走行、というのを繰り返すという練習方法です。

こちらをお客様がご提案されたとき、精神的にタフな方だなと思いました。経験がある方ならおわかりですが、この方法は、上手くいくときには順当に物事が進んでいきますが、上手く行かないことが積み重なりますと、それを他者からどんどん指摘されてメンタルの回復が難しくなります。要はいいときと悪いときの差が生まれやすく、立て直しづらい方法なのです。しかし、この方法は“物事を覚える”というときには非常に適しています。自分の中で常に思考し、思い出し、アウトプットする。反省した内容をインプットし、それらを繰り返すというのは手順を忘れにくくします。

そしてその後にお客様が、試験を受ける前にもう一時間、府中運転免許試験場での練習が残っていらっしゃるそうですので、その時の課題づくりとしても今回はそのほうがいいのでは、とおっしゃられまして、そちらで参りましょうということになりました。

まずは発着点からすぐのポイントならベンチでも階段のヘリでもどこでもいいので一度、停車措置していただきます。そうすることにより、ポールに合わせた停車や停車後の手順の練習の数がこなせるようになります。

それからコース侵入前に一時停止しまして、右折。外周を二周回っていただきます。速度調節とカーブ走行についての練習です。試験場施設側の長い直線の5番あたりから指定速度45km/hを出していただき、カーブ前で減速を終えてゆっくり曲がられていきます。

さて、大体の方が運転に慣れていらっしゃいますと、だんだん減速というものよりはハンドルなどに気が行きがちになってしまいます。前回よりも効率よく上手に道路を通りたいというお気持ちが出てくるのでしょうね。教習所に努めていた時代にもそういう方が沢山いらっしゃいました。そして、府中運転免許試験場のコースというのは、外周は曲がり角が緩やかに作られており、全体的な道幅は少し広めに作られています。ですので、曲がるときにしっかりと減速して曲がるライン取りを考えて運転しないとすぐに大回りの左折になってしまい、今度それを意識すると少しでもインコースを攻めようとしてタイヤが乗り上げてしまって、それを繰り返しておりますと以前どうやって曲がったのか思い出せなくなってしまうというループに陥ります。本日のお客様はまさにその状態でした。

2周目の外周から4番を左折し、14番のクランクへ。クランクが終わったら右折してすぐに障害物を避けてすぐにある3番を左折、すぐのS字を入って出口を右折後にすぐ左折してすぐの信号を左折、長い片側に車線の道路から突き当り9番を右折、発着点へと戻ってまいりました。

お客様も今回の出来について納得されていらっしゃらないご様子で私に総評を求められます。

減速しきれていらっしゃらないために、左折する箇所でことごとく大回りやウィンカー・巻き込み確認の忘れ、クランク左折時の接触大(曲がりきれずに前が完全に当たってしまうこと)とS字入り口の接触大。減速って大事ですね。

お客様に上記の内容を、メモを使いまして図で説明させていただいたりしました。その度にお客様も、思い当たられるようで深く頷いていらっしゃいました。しかし、持ち時間が60分のため気持ちを切り替えて次に臨まれていきます。

2回目は外周を逆にいたしまして他は同じルートを辿ります。先程よりもお客様の運転が慎重になっていらっしゃるのを拝見しまして、省みと実践を早く取り入れられていらっしゃいまして、私も気をさらに引き締めてルート指示させていただきます。

発着点に戻られましたあと再び総評ですが、またもやお客様の表情に明るさが戻りません。今度はゆっくり曲がるスピードに慣れる前でしたので、なかなかタイミングを見つけることにご苦労されているようでした。また、曲がろうという気持ちが強すぎ、ハンドルを回すことに気が行くことで各左折ポイントで全てハンドルを回すことに。特にS字の左カーブの終わりで降臨が乗り上げる形となったのはそのためです。その他、右折後にすぐ左折の際に左に寄せられなくなってしまいましたのも、ハンドルと縁石に気が行って曲がったあとにどう通りたいのかというイメージを決めづらくなってしまいました。

ですので、ここでは目線の話をいたします。難しことと失敗することをおそれることをあまり気にせず、次に通りたい道路を早めに見ながらライン取りの予想を大体でいいのでつけて、大体通れたらいいですよ、とお伝えしました。その後、右の外周から5番右折、3番右折、S字、出口を右折後すぐに左折、信号左折、5番左折、3番左折、S字、、、とぐるぐるまわりながら練習いたしますと、驚かれながらも通られていきます。特にS字の入り口からの左カーブまでがとてもきれいに曲がれるようになられました。

お客様の調子が戻られない理由に、雨というのがあると思います。本日は昼間でも明るくありませんし、それに府中運転免許試験場のコースはコースを取り囲む並木などからもなんとなく暗いのです。先日は西日がフロントガラスに差し込む際に、サンバイザーを使いながら非常に眩しそうに手を翳して運転されていらっしゃいましたので、他の方より瞳が光の影響を受けやすいのかもしれません。ですので、今回それが体験できましたことは良かったと思います。本番でそういうことでパニックになってしまうよりもずっといいと思います。

そうお客様にお伝えしますと声を上げて笑われていました。つくづくタフな方で有り難いです。

残り時間を考え、もう一度発着点でエンジン停止から始めまして、上記のルートを走行していき、発着点で停車措置まで行っていきます。

失敗を繰り返すまいと奮起なさりながら外周、4番、クランクと進まれます。前回と今回合わせまして最高の通り方でクランクと障害物をクリアなさいまして、3番左折は少し膨れましたがS字も上出来、出口を右折後左折の左寄せは今日の中で一番いい出来です。信号左折後に突き当たり右折の進路変更と右折のためのミラー合図目視もタイミングは噛み合いまして、発着点へと戻られて残り2分で終了となりました。

よほど悔しかったのでしょう。コース図の書かれた紙に八つ当たりされていらっしゃいましたが、気持ちがよくわかるために笑ってしまいました。「こういうイライラしているときは、なにか美味しいものをいっぱい食べると良いですよ」という私の渾身のアドバイスに手を叩いて笑われまして、受付にゼッケンを返しまして解散となりました。

「次は左折の練習から絶対始めましょう」と本日最後の総評後にお客様が意気揚々と帰られるお姿を見まして、ああイメージトレーニングをしっかりされて次回に臨まれるんだろうと、そんな想像に駆られました。前回でルート全体の把握、今回でご自身のポイントの把握でしたので、次回は仕上げです。楽しみに当日を待ちたいと思います。今回もありがとうございました。

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