年末年始は事故が多い！？教習指導員が解説・事故原因と対策方法【兵庫県】

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今回は交通事故についてお話ししていきます！一年を通して一番交通事故が多くなる月は12月だということを皆さん知っていましたか？12月はお正月休み前の物流の増加などで道路が渋滞する傾向があり、交通状況も慌ただしくなる時期です。その他、暗くなる時間帯が早く、16時ごろから薄暗くなってきます。路面凍結、忘年会などの飲み会の機会が多くなり、帰省ラッシュなどもありますね。そのため、事故のリスクを高める要因が12月には多く存在します。

1 年末年始に交通事故が多い背景
2 兵庫県内交通事故死者数
3 2024年　神戸市内の交通事故発生状況
4 事故を起こさない為に
5 年末までにペーパードライバー卒業できる練習プラン
6 ファーストドライビングスクールでの講習内容

年末年始に交通事故が多い背景

夜の時間が最も長い日が12月にあること

12月は一年の中でも日照時間が短くなっています。そのため、暗い時間帯で運転する機会が多くなり交通事故が多く起きています。夜、運転をすると歩行者の発見が遅れたり、対向車のライトが眩しかったり、相手の車との距離が判断しづらかったりします。
さらに冬が本番を迎えると、気温の低下や降雪などによる路面凍結なども重なり、道路環境が悪化すること、また冬備えへの準備不足なども要因として挙げられます。

参考：昼夜境界の季節変化｜気象庁

薄暮時間帯が早まることによる視界悪化

薄暮とは、夕暮れ時の時間帯のことをいいます。その時間帯が、仕事で車を乗っている人たちが会社に戻る時間帯であったり、退勤時間、学生の下校時間などの帰宅ラッシュと重なることで事故が増えやすくなります。薄暮とは「魔の時間帯」とも呼ばれ、歩行者や自転車の輪郭と背景が同化しやすくなる時間帯を指します。人間の目の特徴として、明るい場所から暗い場所へ移行する際の切り替え（暗順応）に時間がかかるため、見えているつもりでも見落としが発生しやすくなるのです。

参考：薄暮時間帯における交通事故防止｜警察庁

帰省・物流増によって年末に増える事故のリスク

帰省ラッシュや物流増加などによる年末の交通量増加は、高速道路や幹線道路にも大きな影響を及ぼします。小型の自家用車から大型トラックまで多種多様な車両が普段より多く行き交い、渋滞や事故が発生しやすくなります。
またこの時期は、サンデードライバーと呼ばれる普段運転していないドラバーが増えることにも起因します。不慣れな運転によるミスや注意力・集中力の低下が事故の要因にもなり得ます。年末の慌ただしさがドライバーの焦りを招き、事故につながることがあるので、運転に慣れている人も平常心を保って、無理な長時間の運転などは控えるようにしましょう。

交通事故を防ぐために注意すること

基本的なことですが、スピードの出し過ぎには注意しましょう。走行中の車間距離も日中よりも少し多めに取り、焦らない運転をすることが重要です。夕暮れ時、どうしても「早く帰りたい！」、「何時までに帰らなきゃ！」などの様な気持ちで運転すると事故は起こりやすすなります。
また、歩行者や自転車なども急いでいたり、道路を横断したりする場合もあります。視野を広く、速度は落として走行しましょう！

また時期的なものでもありますが、冬用のタイヤに履き替え、急な積雪にも備えておく。
また早めのライト点灯も事故を減らす一つの大事な対策です。そもそも雪道走行に慣れていない場合は、運転しないことが一番のリスク回避になりますね。

兵庫県内交通事故死者数

2024年に兵庫県内で起きた交通事故による死者は109人でした。2023年よりも6人増えています。都道府県別では東京、愛知、千葉、大阪、埼玉に続き全国で6番目に多くなりました。

全体の死者数109人のうち、65歳以上の高齢者は55人でした。
亡くなった109人のうち歩行者が40人を占め、次いで自動車32人、自動二輪車21人、自転車11人、原付きが5人という統計が出ました。

2024年　神戸市内の交通事故発生状況

2024年は年間で約4,000件を超える事故が発生しており、2023年よりは約270件少ない状況です。死者数は21人、負傷者数は約4,700人発生しています。

2024年交通事故発生件数

交通事故死亡者数前年比

事故を起こさない為に

全体的に12月は事故が多く起こりやすいことをお伝えしました。交通事故を起こさない為には、普段より速度を落として余裕を持った運転をしましょう。また、暗くなる前からヘッドライトをつけて、周りの車、人に認識してもらうことも大切なポイントです。
長距離を運転する場合は適度な休憩をとりましょう。神経を使って運転しているので、意外と脳が疲れています。集中力の低下や見落としなどにつながるのでまだ疲れていないと思っていても休憩を取るようにするとよいですね。

運転に慣れていないペーパードライバーは、状況などを考えて運転しないことも一つのリスク回避です。特に雨の降っている夜の運転はたくさんの危険が潜んでいます。悪条件下でも運転できるようになりたい方は、ファーストドライビングスクールの出張講習で練習することをオススメします！
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年末までにペーパードライバー卒業できる練習プラン

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ファーストドライビングスクールでの講習内容

ペーパードライバー講習
基本的な車の動かし方、交通ルールの確認、車庫入れの練習、高速走行、送迎や通勤などの決まった道の練習
マイカーを使用したレッスン（教習車のレンタルも可能）、実際に使用する道を走行するレッスン
ペーパードライバー出張講習とは、自宅や指定の場所まで、インストラクターが車で出張して、運転講習を行うサービスです。教習所に通う時間や手間をかけずに、自分のペースで運転の練習をすることができます。
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ファーストドライビングのインストラクターは、教習所・自動車学校で10年以上の指導経験を積んだベテランが多数在籍しています。また、女性インストラクターも多数在籍しているので、女性の方でも安心して教習を受けることができます。
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ファーストドライビングは、経験豊富なインストラクターが、お客様のニーズに合わせて、丁寧に指導してくれるスクールです。ペーパードライバーを克服したい方は、ぜひファーストドライビングにご相談ください。